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Global Startup EXPO 2026、10月5日開幕 大阪に世界のディープテックが集結

Global Startup EXPO 2026に関するアイキャッチ画像

Global Startup EXPO 2026(GSE2026)が、2026年10月5日から7日まで大阪で開催される。単なる展示会ではなく、バイオ・ヘルスケア、量子、フュージョンエネルギー、宇宙、AI・先端ロボット、半導体・通信という6つの重点分野を軸に、国内外のスタートアップ、企業、大学・研究機関、投資家、行政を結び付けるディープテックの国際イベントだ。初日の10月5日は中之島、6日と7日はうめきたを中心にプログラムが組まれている。

10月5日はライフサイエンス、6~7日はディープテック全体へ

初日の「Opening & Life Science Day」は中之島エリアで13時から20時45分まで実施され、コングレスクエア大阪中之島で受付、セッション、展示、商談を行い、中之島クロスでも商談が行われる。関西が持つ再生医療などの研究基盤や細胞培養・製造の産業基盤を背景に、未来医療を研究段階で終わらせず社会実装へつなげることが主眼だ。

10月6日と7日の「Expo Days」は、グランフロント大阪北館やグラングリーン大阪など、うめきたエリアの複数会場へ展開する。展示だけでなく、セッション、ピッチコンテスト、商談、海外パビリオンなどを組み合わせる構成で、技術を見せる場と事業をつくる場を一体化している点が特徴になる。

重点は6分野、研究成果を「産業」に変える設計

GSE2026が掲げる重点領域は、バイオ・ヘルスケア、量子、フュージョンエネルギー、宇宙、AI・先端ロボット、半導体・通信の6分野。いずれも研究開発期間が長く、大規模な資金や規制対応、製造基盤などが必要になりやすい。そこでイベントでは、スタートアップだけを集めるのではなく、投資家、大企業、大学、行政を同じ場所に置き、資金調達、共同開発、販路、社会実装の接点を増やす。

公式プログラムには、参加者同士が直接面談を設定する仕組みに加え、創薬・ヘルスケア・医療機器、AI実装、関西大企業とのオープンイノベーション、ものづくり、海外投資家との接続などテーマ別のマッチングも用意される。一般的なカンファレンスの「講演を聞いて終わる」形よりも、その後の具体的な商談を強く意識した設計だ。

参加料金は3段階、目的によって選択肢が大きく異なる

公式サイトでは、Executive Passが15万円、Business Passが8万円、General Passが2万円と案内されている。いずれも税込で、10月5日から7日の会期中に利用できる。Executive Passは全プログラムへの参加と人気セッション等の先行予約を含み、Business Passは一部を除くほぼすべてのプログラム、General Passはセッションや展示エリアへの入場を中心とする。

ここは来場者が確認しておきたいポイントだ。展示を見て情報収集する目的と、具体的な投資・協業先を探す目的では必要なパスが異なる。特に人気セッションは満席となる可能性があり、公式サイトでは事前予約や来場ガイドの確認が案内されている。

2025年万博の「次」を大阪でどう産業化するか

今回のGSE2026は、2025年の大阪・関西万博で生まれた国際的な接点を一過性にせず、次の産業形成へつなげる役割も持つ。経済産業省は第2回開催地として大阪府・大阪市の共同提案を採択し、関西の自治体・経済団体などで構成する実行委員会とともに開催する。つまり「万博後の大型イベント」というだけでなく、京阪神のスタートアップ・研究・製造基盤を継続的なエコシステムへ変換できるかを試す場でもある。

独自に注目したいのは、会場が一つの巨大展示場に集約されていない点だ。中之島のライフサイエンス拠点とうめきたのビジネス・商業集積を使い分けることで、研究、事業、投資の距離を縮めようとしている。参加者にとっては移動計画が必要になる一方、分野ごとの既存拠点を実際に使うこと自体が、関西の産業基盤を体験させる構成になっている。

来場前に確認しておきたいこと

10月5日と6~7日では主会場が異なるため、参加日ごとの会場と時間を確認したい。初日は中之島、2~3日目はうめきたが中心で、複数施設にプログラムが分散する。また、セッション参加だけでなく商談を目的とする場合は、イベント用ページ上のマッチング機能や対象プログラムを事前に確認しておく方が効率的だ。

GSE2026の価値は、展示される技術の新しさだけでは測れない。研究成果が投資や共同開発につながり、実際の製品・サービスや産業へ移る接点をどれだけ生み出せるかが重要になる。10月5日のライフサイエンスから始まり、6分野のディープテックへ広がる3日間は、日本の先端技術を「研究」から「産業」へ進める現在地を見る機会になりそうだ。

出典:Global Startup EXPO 2026公式サイト、経済産業省、大阪府(2026年10月4日確認)

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